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第2058冊 火花(又吉直樹)【追加完成】 [一日一首]

2017年6月10日(土)
*2年前買ったが最後放り出し再び出してやっと読み終え
第2058冊 火花 (又吉直樹)
 ここにあるのは2015年9月の文芸春秋である。芥川賞発表云々と言われるもので当時結構有名だったのか。でも表題の火花は最後まで読めなかった。かと言って全く読まなかったわけでなく、途中に赤線を引いてあるから間違いない。なんでこんなものを取り出したかというと、著者又吉が第2作「劇場」というのを出したので図書館へ借りに行ったがかなりの待ちになるので諦めて第一作を読もうと思ったのだが、それなら内にあったはずだと思い取り出した。
 途中はかなり間延びというのか、だらだらした感じだったが最後に引き締まった。漫才師という特殊な世界の事を書いたもので、その苦労、工夫が出ていて興味深かった。殆ど無名の芸人が主人公で、そういう芸人が出る舞台があるというから東京というのは広いなあと思った。大阪にもあるのかもしれないがいずれにしても大都会でないとありえない。最後にはテレビにも出ているようだが、結局10年か15年で引退することになる厳しい世界である。
 神吉という主人公の次に出てくる男が最終的には1200万もの借金を作ったというのも分からない話である。彼はどこかで自殺するのかと思っていたが、生き延びていた。兎も角熾烈な世界である。相撲や野球の世界も大変だと思う。碁や将棋の世界はどうなっているのかちょっと垣間見たい気がする。
 同じ本にこの年同時に芥川賞を受賞した「スクラップ・アンド・ビルド」というのが載っている。これを読もうかどうか迷っている。
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